こんにちは、ナランハです。
先日、夫がこんな本を買ってきました。
『60歳で家を建てる』湯山重行著
価格:1,650円 |
『わあ、本気なのかな?』と、ちょっと驚きました。
たしかに最近、YouTubeをみていました。
PCでも色々調べているようでした。
なぜ驚くかというと、家はいらないかな、と思っていたからです。
理由は、まずそれぞれの実家が都内と横浜市内に戸建てであること。
今はわたしの次男が住んでいる、3LDKのマンションもあること。
お義父さんが所有する店舗もあります。
これ以上家ばかりあっても修繕など維持するのにお金がかかるばかりで、現在わたしたちが住んでいる賃貸の気楽さが気に入っていました。
きっかけは、ささいな遊びでした。
テレビでYouTubeの暖炉の動画をずっと流して、まるで暖炉があるかのように過ごしていたのです。
それがなかなか良くって、わたしたちのお気に入りでした。
毎日夜はそのようにして過ごすうちに、『いつか暖炉のあるコテージなんかに遊びに行きたいね』と山梨県や長野県を調べるようになったのです。
長野県は、リンゴの大好きな夫のお気に入りの旅行先です。
そして、暖炉は難しいけど、薪ストーブのある部屋がいくつかあることがわかりました。
と、そのうち『定年したら、長野の安曇野に薪ストーブのある家を建てて住みたいな』と言い出しました。
この提案は、その後、わりと夕飯の話題となるようになりました。
『薪ストーブ!長野県に引っ越す!』
なんてステキなアイデアなんだ!!
薪ストーブスタイル(2021) 「興味がある」「はじめて買う」人のための必読書 最新&定番166モデル薪ストーブコレクション (CARTOP MOOK ACTIVE LIFE 024) 価格:1,650円 |
『でも・・・。ちょっと待って。』
『わたしたちが定年を迎えるころ、互いの実家の両親は何歳だろう?』
『元気にしているのだろうか?』
『いっそ長野に連れて行こうか。』などなど。現実的な問題も考えました。
大きな病院は車で松本市まで行くのかな、とか、普段の買い物は?とか、雪はどのくらい降るのだろう、とか。
そうして導き出された、新案。
『妻が65歳になったら小田原に住もう!』でしたW
『え。わたし65歳までしっかり働かされるの?』『そうだよ。』
『安曇野はどこへいっちゃったの?』『現実的に小田原に落ち着いたんだよ。心が揺れるから言わないで。』
小田原市は、神奈川県西部の小田原城下町です。海と山に囲まれ、夏は涼しく冬は暖かく過ごせます。
横浜からは60~70キロくらいでしょうか。
先に紹介した本の著者が、小田原に事務所を構えているということから思い至ったようです。
そしてその本の中でも、60歳で平屋の家を建てることの勧めが書かれていました。
たしかに、県内での移住なら、互いの両親のところへ通うことも無理はないかな。
年下の夫も、小田原から都心は通勤できる範囲なので、転職せずともその後も働けます。
ネットで、大体70坪更地で1,000万円の土地も探してきました。
『この変ならこ のぐらいの金額っていうのが大体わかってきたよ』と、夫。
『え、まさか、この土地買うの?夢の薪ストーブのある平屋建てだー!!』とはいかず、
『今はダメだよ。だって君、今会社まで徒歩15分なのに、小田原から電車で通えるわけないじゃん』と、あっさり却下。
そのかわり、『がんばってお金を貯めようね!』という意見に、素直に同意してくれました。
さっそく来月、まずは小田原へ移住した方々とのZOOM懇親会に参加してみることにしました。
まだまだ、ずーっと先の、移住計画。
夢の薪ストーブのある平屋建ての家。
暖炉の動画からあっという間に長野県安曇野へ移住の憧れ、からの。
神奈川県小田原市への老後移住へとプラン変更です。
さて、この夢、いったいどうなることやら。
では、また。
にほんブログ村よろしければ、こちらのブログもどうぞ。
コメント