こんにちは、ナランハです。
とうとうこの日が来ました。
わたしには息子が二人います。
その次男に、彼女ができたのは、およそ半年前。
とつぜん、『彼女できた』のLINE。
次男は多忙な仕事から体調を崩し、傷病休暇をとっていたときでした。
傷病休暇中にどうやって知り合ったのだろう?
会社の同僚なのかな?まさか通っている病院のスタッフ?
あ、もしかしたら幼馴染の〇〇ちゃんとか?
いろんな憶測が家族内で飛んでいました。
ふたを開けてみたら、なんということでしょう。
ZOOM合コン。
いや~。コロナの渦中にも出会いはあるのですね。
お友達が開催してくれたものに誘われ参加したそうです。
ありがたい。
・・・というわけで、
次男は少しずつ体調も回復し、二人の交際も順調なようでした。
彼女は次男より3つ年上、わりと近隣の町に住んでいる、と
これくらいの情報しか無いなか、顔合わせの食事会が開かれることになりました。
それが今日。
なんだか落ち着かない気分。
夫と早めに家を出て、薬局でハンドクリームを買いました。
『歳は手に出るもんな~』と、道中いっしょうけんめいクリームをすりすり。
なんで今頃手のしわ手入れしてるんだ?やっぱり緊張してるのか?
指定されたレストランのそばのカフェで一時間ほど時間をつぶし、
約束の時間ぴったりに向かいました。
二人は先に来ていました。
『はじめまして。』
予約の席は、そのレストランのフロアのどまんなか。
なんでここなの?ってくらい、どまんなか。
どまんなかで、
向こうの二人組とこちらの二人組が立ってあいさつ交わすものだから
ちょっと目立ってはずかしいことになっている。
と、いうことで着席。
彼女の第一印象は、
顔ちっちゃ!!!!でした。
顔が小さくて目が大きくて口がちいさくて、なんてかわいいの?!!
『快…感…』が名台詞となった、若き日の薬師丸ひろ子さんのような感じです。
でかしたぞ!次男!!
でも、ハキハキと話すその口調から、
意思の強さや、さすが歳相応の大人の女性らしさも感じました。
とってもすてきなお嬢さん!
お食事をすすめながら、聞きたいことを遠慮なく聞いていきました。
まずは、一番気になっていた彼女のお仕事のこと。
大きな夢があり、彼女はフリーランスで自分の好きな道を進んでいました。
これには、わたしも嬉しくなりました。
息子のお嫁さんになる方には、好きな仕事や夢を持っている方がいいな~、と
唯一の願望があったからです。
彼女は、とてもキラキラとしていました。
若者らしいキラキラです。
さらに、
お互いの家族の話や、次男のこどもの時の話など、
本当に楽しい時間はあっという間でした。
デザートを食べ終わった頃には、
次男はもう退屈しだしたのかあくびをしていました。
(こういう小学生みたいなダメなとこが次男にはあります)
でも気付けば2時間半。
そりゃ、あくびもでるか。
最後に、
今住んでいるマンションに彼女といっしょに暮らしたい、という話もあり、
もちろん快諾。
ただ、このマンションはわたしたちが長年住んできた『家』であり、
長男にとっては『実家』です。
そこに今は次男がひとりで暮らしていて、わたしや長男の荷物もそのまま。
それをなんとか年末にきれいに片付けないと、という話になりました。
なんだか忙しくなりそう。
もちろん彼女は結婚を希望しており、
『わたしからプロポーズするかもしれません』なんて
大胆発言も・・・。
本当に、こんな次男でいいのだろうか?買いかぶってはいまいか?
と、心配の種はつきませんが、こんなに想ってくれるひとがいて
親としては本当にうれしい。
ひとり親でやってきて、
扶養家族から息子たちの名前をはずしたときのような、
ものすごくホッとした気持ちになりました。
もう少し、彼女に対してライバル心とかあるかな?と想像していたけれど、
そうでは無かった。
次男のしあわせを、二人のしあわせを、
ただただ願う気持ちが、
胸いっぱいに広がり、しあわせな時間でした。
離婚を経験したり、再婚を約束したひとが家を出て行ったり、
わたしの妹や弟が若くして亡くなったり、
さまざまな別れがあり、家族が減っていく度いつも思っていました。
息子たちが、いつか家族を増やしてくれる。
今日は、そんな予感がする大切な記念の日となりました。
では、また。
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コメント
こんにちは
メリークリスマスです。
息子たちが家族を増やしてくれるという文言に心嬉しく思いました。
僕も孫やひ孫の顔を見たい、120まで生きたら見ることができるだろうか?
そのためにはいっぱい稼いで、迷惑をかけないようにしないといけませんね
bokupapaさん!コメントありがとうございます!素敵なクリスマスプレゼントです!
そう。わたしの今までの人生は、息子たちをこの世に送り出し、彼らが花咲くための球根だったのだと思っています。
そして、それがどれほど幸せなことかと最近つくづくおもうのです。
お互い、健康で長生きしましょう!
[…] […]